2007/12/09

ロケーション・ビューがすごかった

先日、IDUとアジア航測が出している「ロケーションビュー」というサービスを見る機会がありました。
これがスゴイ。グーグルマップの「ストリートビュー」と同様のサービスです。
あるいは、「ここでねマピオン3D」の実写版というところ。

が、、、
 ○場所によっては昼の映像と夜の映像をダブルでうつせるので、雰囲気まで分かる。
 ○車の入れる道はたいがい入れる。
 ○仰角(見上げる角度)も自由自在。
 ○東京、名古屋、大阪、福岡はほとんどカバーしてるらしい。
 ◎なにより、動作がめちゃめちゃ速い。(進行方向のデータを先読みしてるっぽい?)
ということで、私が見た同様のサービスの中ではダントツに使いやそう。

今後はGoogleEarthなども含め、こういった3D系地図が広告や情報の重要な媒体になってくるのかなと思ってますが、その時代が一気に近づいているような気がしたサービスでした。

2007/11/15

Mashupedia(マッシュペディア)に掲載されました

ベクターのMASHUxPEDIA(マッシュペディア)の「マッシュアッパーを追う」というコーナーに記事が掲載されました。
大変光栄です。マッシュペディアさん、どうもありがとうございます。

2007/10/26

マッシュアップアワード受賞作品「日産de旅ログ?」を改造!

マッシュアップ・アワード3rdで日産カーウイングス賞を頂いた「日産de旅ログ?」に新機能を追加してみました。

「日産de旅ログ?」カーナビからアクセスしてきた位置情報を記録しておき、あとから経路マップとしてブログに貼る地図をつくったり、KMLファイルにしてGoogleEarthで再生して楽しみものですが、実は未完成(!)で、カーナビから位置情報を送信したとき、カーナビには「送信を完了しました。」という文字しか表示されず、コンテンツとしての機能は全くありませんでした。
日産の方にもその点が弱いことはご指摘頂いていて、審査の際にはその点がマイナスに響いて僅差で入賞したそうです。

せっかく作ったのだから、実際にCARWINGS(日産純正のカーナビ)ユーザーさんに使ってもらおうと、コンテンツ面を強化しようと思いました。CARWINGSは、サービスとして登録できるRSSは10個(だったかな)、走行中に使えるのは5個までです。お気に入りのサービスがあればすぐに埋まってしまいます。その5個に登録してもらえるコンテンツ・・・・うーん難しい。

というわけで、コンテンツを自前で用意するのはさっさと諦めて、「ユーザーさん一人ひとりが、今実際に使っているRSSサービス」とマッシュアップ!

新機能は「日産deRSSリボルバー」といいます。例えば、今ユーザーさんがAというサービスを登録して、一番良く使っているとします。これの代わりに「日産de旅ログ?」を登録していただいて、「日産deRSSリボルバー」設定画面にAというサービスを登録します。
そうすると、「日産de旅ログ?」へアクセスすると、位置情報を記録したあと、「日産de旅ログ?」からAというサービスへリクエストを転送し、受け取ったRSSをユーザーに返します。つまり、ユーザーからすると、いつも使っているAに「日産de旅ログ?」機能が付いたことになります。

さらに、RSSは最大6つまで登録でき、「日産de旅ログ?」へアクセスすると、それらを順送りでアクセスします。例えば、和食検索、中華検索、洋食検索、ファミレス検索、などを登録しておくと、何回かアクセスすれば一回りできます。これで走行中は5つまで、というRSS登録の限界を拡大できます。

CARWINGSのユーザーさんにしかメリットのないサービスですが、ログを見ると「日産de旅ログ?」はほとんど使われていない(悲しい!)ので、ぜひ使ってもらいたいなあ、と思ってます。

2007/10/09

グーグル・ガジェット版「マップサーファー」できました (+雑魚ガジェットもうひとつ)

マップサーファーに新しいツールが追加されました!

ここギコ!さん作による、グーグル・ガジェット版マップサーファーができました。
機能はマップレット版マップサーファーと同じですが、キーワードによる検索が付いています。

キーワードで検索し、その場所へ「サーフ!」するもので、とても便利です。
ぜひ皆さん使ってください。


ついで、「GoogleMaps@once(グーグル・マップス・アット・ワンス)」というガジェットも作りました。
こちらは、複数のキーワードGoogleMapsに投げて、キーワードの数だけウィンドウを開く、という乱暴なものですが、出張先Aと、出張先Bと、出張先Cの場所を調べたいときなど、一気に3枚の地図が開くので便利です。
こちらもぜひ使ってください。

2007/10/01

マッシュアップアワード3rdにトリプル入賞しました!

ここギコ!さんデザインのANNAIさんとで共同出品していた、マッシュアップアワード3rd(リクルート、SUN主催)に、入賞しました!前回MA2ndのホットペッパー賞に続き、二回目の受賞です。

マップサーファー」:富士ゼロックス ネットプリント賞


日産de旅ログ?」:日産自動車 カーウイングス賞


AB-ROAD Mapplus!(GreaseMonkeyスクリプト)」:リクルート エイビーロード賞


アワードもどんどん周りのレベル(技術、アイデア)が上がっていって、今回は難しいなあ、、と諦めていたのですが、なんと3作品受賞です(本当にびっくり!)
これもここギコ!さんの技術力ANNAIさんのデザインのおかげです!
また審査していただいたAPI提供企業さま、どうもありがとうございました。

2007/09/25

マップサーファー V3.0 リリース

Google Mapplet「マップサーファー」がバージョンアップしました。
これはサンとリクルートが主催するマッシュアップ・アワード・3rd にも出品しました。

これまでのロカポサイト内とは別に、マップサーファー専用ドメインでも配布しています
マップサーファーホームページ http://map.surf.gs/
マップレットの場所 http://map.surf.gs/mapplet/mapsurfer.xml

これまでの場所にも置いてあります。http://www.locapoint.com/publicutil/mapplets/mapsurfer_j.xml


V3.0はこれまでの機能に加え、地図を開くURLをメールする、カーナビへ転送する、セブンイレブンのネットプリントへ転送する、その場所を中心にして情報サイトなどの機能を追加し、よりパワーアップしました。

また、マップサーファーにMapplet以外の選択肢が増えました。
ここギコ!さんが手がけた携帯サイト版マップサーファーも用意しています。

携帯サイト版マップサーファー http://map.surf.gs/m/
こちらもGPSで取得した位置を軸に、いろいろな地図サービスへ「サーフ」することができるようになっています。

また、MapSurferのロゴをデザイン事務所ANNAIさんに作っていただきました。ありがとうございます。

新しくなったマップサーファーをぜひお試し下さい。

2007/09/24

gungi(軍議)でのライトニングトークとプレゼンの先生

9/21(金)に、エンジニアによるエンジニアのための勉強会「gungi(軍議)」に参加させて頂いた。
5分間のライトニングトークの枠を頂いて、位置情報ロカポの紹介をさせてもらった。

プレゼンが下手で苦手な私だったが、ちょうど直前の9/11~9/14に大阪のポリテク関西というところで「English Presentation Technique」というセミナーを受けたばかりだった。プレゼンの構成、パワポの作り方からはじまって、姿勢、ジェスチャー、見せ方、などなどいろいろ講師からアドバイスを受け、最後にプレゼンを発表した姿をDVDに撮ったものをもらえる、というセミナーだった。私はもちろん、「位置情報ロカポ」を紹介するプレゼンをテーマにやった。

その講師は、Roman Meshonというボストン出身・高知県在住のアメリカ人で一人一人に的確なアドバイスをくれた。セミナー最終日にはローマン先生と受講生達で大阪の町に飲みに出かけいい友人になった。

ちょうど、飲んでいる最中に軍議でプレゼン(ライトニングトーク)をやれば?という電話をもらった。なんというグッドタイミング。当然セミナーでRomanにアドバイスをもらった原稿をベースにやることにした。

ところが、とても悲しいことに、そのRoman先生が3日後の9/17に事故でお亡くなりになったと聞いた。もらったメルアドにメールして"keep in touch" と書いた返事が、同僚の方からのメールだった。私はすっかり動転してしまった。

Gungiに参加した9/21日の前日の深夜、彼の遺族にCondolence(お悔やみ)の電報を打ったところだった。というわけで、GungiでのプレゼンはRomanの弔い合戦のようになってしまった。Gungiが始まる直前、1時間ほど時間をつくり、カラオケボックスに入って、DVDの中で私にアドバイスをくれるRomanを何度も見ながら練習を重ねた。時折涙が出てきた。

実際のGungiでは5分のプレゼンが自分としては非常にうまくいった。緊張もせず、適度に笑いもとれて、うまく伝わったと思う。後の懇親会では、プレゼンが良かった、というお声もいくつも頂いた。プレゼンが下手で苦手で、本来は人前で話すもの苦手な私では考えられないことだ。Romanの授業とアドバイスのおかげである。

Roman, I dedicated that presentation to you.
I made it, my friend, thank you.

2007/07/04

Google Mapplets 『マップサーファー日本語版』、バージョンアップします。

Google Mapplets の「マップサーファー 日本語版」がバージョンアップし、
「マップサーファー V2.0 with QR code Gateway」
となりました。

直接アドオンするにはこちらhttp://www.locapoint.com/publicutil/mapplets/mapsurfer_j.xml


Google Mapplets のマップサーファー、は、おかげさまで2007/7/4現在、英語版MapSurferも日本語のマップサーファーの両方とも1000以上のインストールを頂きまして、Mappletesギャラリーの人気ページの3ページ目と4ページ目に位置づけております。

このたび、ここギコ!さんがこれを大幅に改良して頂き、ここギコ!さん作のGoogle Mapplets「QR code Gateway」と「マップサーファー」が統合されました!(その上、コードも大変綺麗に書き直して頂きました。感謝!)実質的にここギコ!さんの作品なのですが、マップサーファーがインストール数でアドバンテージがあるので、バージョンアップ版として出させて頂くことになりました。

ブラウザ上で他の地図に「サーフィン」するだけではなく、ケータイの地図サイトへも「サーフィン」できるようになりました!これからもどんどん「マップサーフィン」を楽しめるような機能を付けていきたいと思います。

2007/06/10

Google Mapplets Directoryに掲載された

作ったGoogleMapplets
 Map Surfer
 マップサーファー
やっとGoogle Mapplets Direcotoryに載りました。
どうやら数日遅れて掲載されるみたいですね。
作ったときは、Directoryにすぐ載るのか、と観ていたらほんの数ページしかDirectoryにはなかったのが、翌日30ページ以上あり、今では全部で何ページあるのか分からない。

ページにも 「more」というボタンがあって、全部で何件とか何ページとか書いていないから、めくってもめくっても自分のが出てこない。ページも終わらない。いったい何ページあるのだろう??
検索で「サーファー」とか「Surfer」とかやればもちろんヒットするのだけれど、これだけある中で見つけてもらうのは大変。SEOじゃないけど、Mappletsの名前とか説明文によって表示順位が決まる可能性があるので、今後重要になってきそう。
ちなみに英語版の「Map Surfer」はいまのところ「map」というBigキーワード(?)で4位表示。誰かインストールしてくれているかな。現在何人インストールしているとか表示されると分かると面白いのになあ。(Googleはつかんでいつはずだからね)

なお、MapSurferに追加してほしい地図サイト等、リクエスト受付中です。

2007/06/07

オフィス・イン・ポケット

SOHOで仕事している関係上、これまで事実上「ノートPCがオフィス」でした。仕事柄、PCを駆使するので、どうしてもWindowsが壊れて再インストールしかない、という状況になります。再インストールを余儀なくさせられたことが多いので、これまでAcronis社のTrueImageを使って、Windowsが壊れても直ぐに復旧できるようにしていました。

これで機嫌よく仕事をしていたのですが、、、マッシュアップ・アワードの仕事をしているとき、メイン、サブ両方のPCが壊れてしまったことがありました。ハードウェアそのものが壊れてしまった場合、データはバックアップがあるのでいいのですが、普段使っているアプリケーションが代用PCではインストールしていなかったり、復旧後データの整合をとるのが面倒。そこで新しいコンセプトを実行することにして、いろいろ試行錯誤してきました。絶対に同じことを考えてる人がいると思うので、情報をアップしておきます。

それが「Office-In-Pocket」と私が名づけたコンセプト。早い話、USBメモリかポータブルHDDに必要なデータや普段使うアプリケーションを入れておき、PCは「CPUとメモリを借りる箱」とすることで、ハードウェア故障に一切煩わされないでおこう、と思いました。

いろいろ調べました結果を書いておきます。なお、参考にしたのは主にここ「USBメモリに入れて持ち運べる便利なソフト」まとめ @Wiki


1.PortableApps
ここではレジストリを使わないアプリケーションをオープンソースで開発しています。
ランチャもうまく統合されていて、使いやすい。(ランチャは使っていません。その理由は後述)
私はここのポータブルアプリケーションで、特に
Firefox Portable Edition
Thunderbird Portable Edition
を愛用してます。

2.U3規格のアプリ
これはポータブルHDDでは使えるのかな?
少なそうなのでパス。使っていませんので、評価できません。

3.Schwertkreuz説明
これはレジストリをフックするアプリのようです。
Schwertkreuz経由でプログラムの実行ファイルを起動すると、それがレジストリやApplicationDataにアクセスしに行くのをトラップし、自分の配下のフォルダに保存します。レジストリ情報はXML形式で保存しているので、アンインストールも簡単。
結構な数のアプリがこれで動かせます。
なんといっても、ポータブル用に開発されたものではない、普通のWindows用ソフトをポータブルにできるのがよい。

4.Ceedo
極めつけはこれ。有料ですが、めちゃめちゃ気に入ってこれをメインで使って、どうしてもダメなときに上記のものでカバーしてます。
これはレジストリだけではなく、Windowsフォルダに入るもの、ドライバ、フォント、などまでほとんど完璧にフックします。
インストールもARGOというエクステンションがあり、それ経由でセットアップを実行するだけ。ハードウェアに関係あるアプリケーションのインストールはやはり無理ですが、ほとんどのWindows用アプリがインストールできました。(Microsoft系は無理でした・・)
こんなソフトまで入るの?というものまで入る。IllustratorもDreamWeaverもTeratermもFFFTPも弥生会計も・・・・私が要るものは全部入りました。

例えば、私が出している NavitoGateway、レジストリにnavito:というキーを追加する必要があるが、これもHDDに入り、HDD接続時に本物のレジストリ情報にアドオンしているらしい。Ceedo経由でNavitoGatewayをインストールすると、そのHDDを挿したPCでは Navito:のプロトコルが機能し、HDDを外すと機能しない。同様にSkypeをCeedo経由でインストールすると、HDDをつないだ時だけCallto:プロトコルが機能する。本来C:\Windows以下のフォルダにインストールされるようなドライバも、HDDに入れて接続時にアドオン!
それに、デザイナーの人はいろんなフォントを使うと思うが、Ceedo経由でフォントをインストールすると、HDD内のceedo\windows\font\ というところにインストールされ、HDDを挿したPCではそのフォントが常時使える!!
さらに、Ceedoのランチャから起動したアプリはWindow枠を縁取りすることができて、どれがCeedo経由(つまり、自分の環境)でどれが借り物のPCの環境かが一目で分かるので、間違って借り物のPCのデスクトップに自分のファイルを置く、なんてこともない。(ちなみにデスクトップやマイドキュメントもCeedoで自分専用の領域が割り当てられます)
そして、終了時。「Eject」ボタンを押すと、Ceedo経由で立ち上げたアプリを全部クローズして、テンポラリファイルを削除して、USBの取り外しまで全自動でやってくれる。あとはUSB端子を外すのみ。
これはすごい。久々にまいった!という感じ。

結局、今の仕事環境+過去の全メール+仕事の全ドキュメント+よく使うアプリケーションが全てポータブルHDDに入り、Office-In-Pocketのできあがり。ちょうどIO-DATAのHDMC-U8という8GBのポケット型HDDを使っているので、まさにイン・ポケット。
(ただ、HDDだと動作が遅いので、今度16GのFlashに変えようと思っています)

家のPCでも、ネットカフェのPCでも、借り物のPCでも全く同じ環境で作業できて、しかも借りたPCに使った痕跡は一切残さないので、セキュリティも万全。(紛失に備えて重要なフォルダは暗号化ソフトをかけています。)これまで使っていたAcronisのTrueImageでこのHDDまるごとバックアップを定期的に取っているので、このOffice-In-Pocketが壊れても新しいHDDを買ってきてコピーでOK。

このシステム、我ながらめちゃめちゃ便利です。SOHOの人、特に個人事業の主の人にはお薦めしたいです。
これにしてから、ノートPCを「念のため持っていく」ことが減りました。「多分要らないかな」というときはHDDだけ持って出ます。もし必要になればネットカフェにでも入ればいいので。

ちなみに、Ceedoで普通のFireFoxやThunderBirdも入るのですが、Ceedo経由で起動するとちょっと遅くなる(これは仕方ないですね)ので、メールとブラウザに関してはCeedoを経由させずにFirefox Portable Edition、Thunderbird Portable Editionを使っています。

ご質問歓迎です。こちらの連絡先にメールを頂ければ結構です。

Google Mapplets 「マップサーファー」日本語版もリリース

昨日作った「Map Surfer」を日本語化しました。
英語のままでもよかったのですが、Directoryに並んだとき、やっぱり日本語だと目立つので。(楽天トラベルとか、目立ってました)

マップサーファー 日本語版はこちらです。

誤 http://www.locapoint.com/publicutil/mapplets/mapsurfer.xml 間違えていました。こっちは英語版。
正 http://www.locapoint.com/publicutil/mapplets/mapsurfer_j.xml

どちらもMappletsディレクトリに登録成功したのだけれど、リストに出てこない。
たしかに「全部掲載できるわけではない」と書いてあったけど、Googleの検閲が入ってるのかな。もしそうなら、Googleはプラットフォームを管理するというさらに絶大な権力をもってしまいますね。セカンドライフにおけるリンデンラボみたいな絶対的なパワー。

それはそうと、ガジェットやMappletsを商用利用させるとすると、GoogleのAdWordsの次のビジネスモデルが予想できる。ひとつ考えられるのがドコモのiモードのような課金・回収代行。ユーザーにはGoogleにログインして使うようにさせておけば、利用実績は簡単に把握できる。それに小額決済は通常とてもコストがかかる。数百円のものをクレジットカードを通すと手数料に取られる割合が非常に大きい。ところが、GoogleはすでにAdWords広告などで超小額決済の実績があるから、これも簡単。結果として、商用ガジェットで商売している会社が自分で課金・回収をやるよりも低コストでGoogleがアウトソースすることができる。
ドコモのiモードですら、ものすごい市場規模なのだから、全世界のPCユーザー対象に小額決済代行をやるとすると、もしかするとAdWords以上の超巨大ビジネスになりうる。そのためにはGoogleのサービスが、他の業者が商用サービスを簡単に展開するためのプラットフォーム、それもデファクトスタンダードになっておく必要がある。そう考えると、Googleの「全部タダ」で提供している戦略も理にかなっている。うーん、すごいなあ。

2007/06/06

Google Mapplets「マップ・サーファー」 を作ってみました

練習がてらGoogle Mapplets を作ってみました。
ついでにGoogleのディレクトリにもサブミットして、Gadget作者デビュー。

Mappletは名づけて「Map Surfer」。サイトを渡り歩くネットサーファーのイメージで、地図サイトから地図サイトへ渡り歩く、そんなイメージをしています。
http://www.locapoint.com/publicutil/mapplets/mapsurfer.xml

追記 - (日本語版) http://www.locapoint.com/publicutil/mapplets/mapsurfer_j.xml

GoogleMapから、いろんな地図サイトに直接飛べます。これまでに作ったロカポ用のJavaScript
用コードを寄せ集めただけですが、GoogleEarthや、NASA World Windも開けるし、NavitoGatewayを入れればリストにないサイトを追加したり、コマンドラインから呼ぶEXEファイルも起動できる。ここまでマニアックに使う人はいないと思うけど、「同じ場所を他の地図で見てみる」のは単純におもしろいので、一般の人にも使ってもらえるといいな、と思っています。
もちろん、ロカポもさりげなく入れています。

作ってみた感想。ほとんどGoogleMaps APIと同じだけれども、
・座標の取得が非同期⇒しかも動きが数テンポ遅いのでリアルタイムっぽい処理はちょっと無理
・オーバーレイ(マーカー、ライン、ポリゴン)はOKだけれど、カスタムコントロールはNG
と、やっぱり使いにくい。これまでに作ったロカポ関係の部品はほとんどカスタムコントロール化してたので、これが使えないと、ちょっと痛い。disabled for now と書いてあるので、Mappletsのカスタムコントロール解禁を待ちたい!

2007/05/09

ロカポDIYマップに機能追加:KMLファイル出力

ロカポDIYマップにKMLファイル出力機能を追加しました。

これによりDIYマップをKMLエディタとして使用して頂ける他に、これまでに作ったDIYマップをGoogleEarthで直接見る、という楽しみ方ができます。
使い方は画面下部にある「KML」というリンクをクリックするだけです。


開発の本音はというと、本家GoogleMapsにマイマップという機能が付き、KML出力もできるようになりました。マイマップ利用者は作った地図をGoogleEarthで見ることができるのに、DIYマップをご利用いただいているお客様はDIYマップ以外ではその地図情報を使えませんでした。

普段からNavito:プロトコルなどを提唱し、「位置情報のポータビリティ向上」「URLによる利用者の囲い込み反対」を唱えているロカポとしては、これはよろしくありません。

DIYマップでせっかく作った地図情報をKMLにしておけば、今後いろいろ使いまわしができると考えました。

ぜひ、過去に作った地図をもう一度みて、GoogleEarthで楽しんでください。

2007/04/20

ここギコ!さんでご提案いただいたロカポ新仕様案についての議論の続き

ここギコ!さんでご提案いただいたロカポ新仕様案についての議論の続き

ここギコ!さん含め、いろんな方に参加いただきながら、ロカポの仕様の可能性について考えたいと思っています。
しばらく多忙でいまさらという感もあるレスですが、私のコメントです。

>みたいな感じで、空きコード空間を売る収益モデルとかローカルサーチを語る会では「おーっ」等と歓声も上がった感じで受けてたんだけど、意外とロカポ提唱者の上田さんはお気に召さないよう。

いえいえ、このアイデアはすばらしいと思っています。
良番を売るモデルも、収益源の可能性も大いにあります。

ただ直感的に「A to Z」というのがひとつのロカポの基本だっただけに、心理的に抵抗があるのだと思います。
ひとつの基本だったというのは、「A to Z」といえば慣用句であり、はじめから終わりまで、全部、などの意味もあります。「あ~の」ならなんとなく「ナ行で終わり」みたいな気がするのですが、「あ~す」まで、といわれるとなんだか中途半端な感じがします。
それに人間は一度見たことがあるものは、まったく新しいものに比べて受け入れやすいという傾向がありますので、マーケティング上「A to Z」という日常よく使う言葉を抱えておきたいという考えもありました。
その辺、「A to X」や「A to Y」の感覚的な印象を外国人、(英語ネイティブとそれ以外の人たちも)に一度聞いてみたいです。たいした問題じゃなければ構わないのですが、直感的に違和感を覚えるのは避けたいなと思っています。

このあたりは「これからコードをつくるぞ」という意気込みでゼロベースで考えないといけないのですが、どうしても「もう作ってしまった既得権」みたいな固定概念に引きずられているのでしょうね。そのあたりはここギコ!さんをはじめ、第三者のご意見が非常にありがたいと思っています。どんどんコメントをください。



さて、ここギコ!さん案のとうり緯度経度との整合がいいというのは確かです。たとえば、地図帳の隅には緯度経度が書かれていますが、それとはぜんぜん無関係なロカポを記載するよりは、緯度経度のきりの良い切れ目にきりの良いロカポが表示されている方がいい。
ロカポはアナログの地図に印刷されるとその利便性がさらにアップしますが、その障壁を取り除くアピールポイントになります。


さて、マップコードが一番使いやすいという点については、ごもっともです。特に入力しやすさ、という点ですね。マップコードさんのHPを見ると、高度方向への拡張、および国別への拡張も準備されているらしいです。

ロカポとしても、もっといい方法がないか、と考えています。
たとえば、どうせデータベースを使ってエイリアス管理をするなら、エリアコードのアルファベット桁4つをエイリアスにして

SA2.WU4.KJ4.LO5→(SAとWUをエイリアス)→Osaka24.KJ4.LO5

というのもアリかなとか思っています。これなら大阪、神戸、和歌山北部、和歌山南部、みたいな、だいたい天気予報の単位くらいのエイリアスにできそうです。が、データベースを用いるという方法は一度検討して却下した経緯があって、これまたゼロベースで考えられなくなっていますね。ここを自覚してよく検討したいと思います。

みなさんからのコメント、特に地図や位置情報とは関係のなさそうな方からのコメントも欲しいです。(そんな人はここを見ていないと思うのが残念ですが・・)

2007/03/23

ここギコ!さんから、ロカポの変更案を頂きました

ここギコ!さんから、ロカポの桁数を変更してより計算しやすく、という案を出して頂いている。
現在のロカポのチャンクを
[A-Z][A-Z][0-9] ⇒ [A-X][A-Y][0-9] などにするという案です。

まずメリットとしては、最初の文字がA-Xまでに24に分割できるので、経度方向では15度となりタイムゾーンとほぼ一致させることができる。というもの。また、ローカルコードが度で割る場合に非常に割り切りやすい数字となるので、緯度経度との相互変換が暗算できる可能性がある。

もともとロカポは緯度経度を使わない、使わない人向けなので、緯度経度との割り切りやすさは、プライオリティは高くない。もっともGISをやっている人たちにとっては緯度経度は重要ですし、
私を含めプログラムをする人間からすると、割り切れる数字でないと、計算を繰り返したときの丸め処理や小数点の精度の制限で、エンコード⇒デコードでもとの値がらずれる場合もあったりして、13の倍数なんかよりは5の倍数や12の倍数の方がなにかとやりやすいのは確かです。
でも一般の人には統計135度の明石天文台より西か東か、というのはやはり「緯度経度は難しい」を超えられないと思う。
また、WGS84をベースにするロカポだが、他の測地系に変換したり、XYZの3次元直交座標を使ったり、度ではなくラジアンで表したりする場合もあるので、計算のしやすさの重要性はあまり高くないと思います。

ただし、一つ素晴らしい点がある。それは、2地点のロカポ(エリアコード)を聞いただけで、およその時差までも分かるということ。
特に海外旅行などで、目的地のロカポだけで時差が分かる!
まさに「普段緯度経度を使わない人から見た直感的な分かりやすさ」を追求しているロカポの方向性にぴったりである。
つまり、24で割るのは緯度経度との整合というよりは「時差」というより一般の人の感覚とマッチする。これはすばらしい。


問題点は、まずは下位互換性。現在のロカポ(実はバージョン2ですが)と同じコードで互換性が無くなるのはまずい。わずかとはいえ、すでに使って頂いている方がいますし、将来Googleのキャッシュなどで古い仕様が出てきてそれを参考にされた方が場所を間違うというのは避ける必要がある。海外ので見ていただいていて、私からコンタクトできない人もいる。早い話、この時代は一旦ネットにアップしたものはなかなか変えにくい。
区切り文字をピリオド以外にするとか、何かフォーマット変えて対応する必要があるかもしれません。

例えば現行の
AA0.AA0.AA0.AA0


AA0-AA0-AA0-AA0
とか
AA0.AA0-AA0.AA0
とか
AA0-AA0.AA0-AA0
とか
うーん、、、、、、どうしよう、、、、


また、もともとロカポは「数字といえば0~9」「アルファベットといえばAからZ」という既成概念みたいなものを踏み台にしているので、
桁によってXまでだったりYまでだったりすると、繰り上がりの際の連続性をイメージしにくいかもしれない。
たとえば

例えばグリニッジ(経度0)をはさんで西から東へ移動していくと、
***.MZ9.***.ZZ8
***.MZ9.***.ZZ9
***.NA0.***.AA0 <--0度
***.NA0.***.AA1
***.NA0.***.AA2

だったのが[A-X][A-Y][0-9]のフォーマットを導入すると

***.LMY9.***.XY8
***.LY9.***.XY9
***.MA0.***.AA0 <--0度
***.MA0.***.AA1
***.MA0.***.AA2

となってしまう。
9999の次が10000みたいな感じでZZ9のZと9を「最後の文字」みたいなイメージで使っているので、
もしXとかYまでにするのだったら、「最後はX」みたいに全桁同じフォーマットにする必要がある。
もしくは、エリアコードの1桁目なんて、実際にはほとんど使わないし、桁上がりには(日付変更線越え以外は)関係ないので、一桁目だけXまでとするのが直感的な使いやすさとのバランスかもしれない。
つまり、
[A-X][A-Z][0-9].[A-X][A-Z][0-9].[A-Z][A-Z][0-9].[A-Z][A-Z][0-9]
にするのがいいのかも。これだと、0度超えは

***.LZ9.***.ZZ8
***.LZ9.***.ZZ9
***.MA0.***.AA0 <--0度
***.MA0.***.AA1
***.MA0.***.AA2

となる。

まだ検討は足りないが、ここギコ!さんに頂いたアイデアからいいものを取り入れるとすると

・エリアコードの先頭だけ24進法
・あとは現状のロカポのまま

とするのが一番スマートなのかもしれない。
直感的な時差把握という点は非常に気に入ったので、導入を検討してみます。
みなさんのご意見をお待ちしています。

ロカポの「使いやすさ」について

ここギコ!さんが応援してくれておりますが、ロカポの「使いやすさ」については、やはり私からご説明しなければいけません。

ロカポが「難しい」「覚えられない」というご意見、ごもっともです。
人間がメモなどでパッと覚える短期記憶というのは7つまでと言われています。ロカポは12文字なのでオーバーしています。
覚えにくいのは当然です。
ただ、覚えにくいのを承知の上で敢えてお願いするのは、ぜひしばらく使ってみて頂きたい。

使い慣れてくると、エリアコードとローカルコードを分けていることによって、だんだん使いやすくなってきます。
電話番号の市外局番を含めた番号を考えてみてください。北海道の友人の番号、東京、大阪、沖縄の友人の番号を一緒に覚えるのは大変です。全桁覚えないといけません。
でも東京は03、東京を覗く関東は04○○で、045は横浜などとアタマに入っていれば、この市外局番は覚えなくて済みます。
ロカポのエリアコードも同様に機能します。

それと、ロカポは覚えるためというよりは、人間が緯度経度情報を直接扱う(扱わざるを得ない)際のインターフェースという役割に割り切っています。
ビデオ予約のGコードを考えてください。あくまでもアタマが覚えているのは「何時から、何CHの、何という番組」であって、Gコードなど、一旦TV番組欄からアタマへ記録し、リモコンへ打ち込んだ後はアタマから消えています。
たとえばGPSケータイが普及して、アドレス帳に得意先の住所、電話、メルアド、に加え緯度経度を入力できるとしましょう。その場に居ればGPSを起動して直接読めますが、もし人から位置に関する情報を聞く場合、緯度経度を聞いて入力するのは大変です。
そんなとき、一旦ロカポを聞いて、アタマに居れ、入力した後はロカポは忘れる。
または、お店に電話して「そこの場所はどこですか?」と聞いて、手元のケータイのナビに入力して、忘れる。
そんな使われ方でいいのです。

ですから、ロカポを緯度経度に置き換えるのではなくて、これまでのしくみは緯度経度で運用したまま、人間が口頭で伝えたり、名刺に書いたり、読んだり、そういう人間と生の緯度経度情報が直接触れる場所でのインターフェースとなりたいと思っております。

いずれにしてもご意見を頂けるのは非常に嬉しいです。
ご意見を頂いた皆様、どうもありがとうございます。

Mash up Award 2ndに入賞してしまいました!

ここギコ!さんと共同でMash up Award 2nd にエントリしていた『禁煙レストラン』なんと入賞してしまいました!!賞はホットペッパー賞です。

“Mash up Award 2nd” 審査結果発表!

びっくりです。これもここギコ!さんのおかげです!

ロカポとは直接関係ありませんが、非喫煙者のみなさん、ぜひ使ってください!!

2007/03/14

Mash up Award 2nd にここギコ!さんとエントリーしました!

ロカポとは直接関係ありませんが、サンとリクルートが主催する Mash up Award 2nd になんとここギコ!さん共同でエントリーしました!

禁煙レストラン』http://non-smoke.info

ケータイ版禁煙レストラン』http://non-smoke.info/m/

というサイトで、情報サイトの禁煙席の有無に加え、その禁煙席がどのくらい快適かという情報を投稿でき、みんなで共有できるサイトです。
ぜひみなさん、使ってください!!

ロカポとしては、
・レストランの場所がロカポでも表示されて
・ロカポをクリックすると地図が開く
・地図はこれまで作ったスクリプトを活かして、好きな地図サイトを選べる(予定です。現在はマピオン固定です。)
・ロカポのマス目を地図上に表示できる
という機能をさりげなく入れています。

ここギコ!さんにはずいぶん助けて頂きました。この場でもお礼申し上げます!!

2007/02/18

アルプスラボさんがロカポ対応してくれました!-初のGoogleMaps以外の選択肢

GreaseMonkeyスクリプトの記事でも少し触れましたが、アルプスラボさんのアルプスラボ・ベースでロカポによる検索ができるようになりました。
方法は簡単。ロカポを入力して『移動』ボタンを押すと、ロカポが指す目的地へ移動します。

これまで、ロカポが指す場所を調べるには、弊社のロカポマップなど(GoogleMapsを使用)しかありませんでしたが、これからはアルプス社さんのすばらしい地図上で、ロカポの一発検索ができます。ぜひ有効に使ってください!

GoogleMapsかアルプルラボ・ベースをロカポ対応にするグリースモンキースクリプト

GoogleMapsをロカポ対応にするグリースモンキースクリプト
アルプスラボ・ベースをロカポ対応にするグリースモンキースクリプト
を作りました。ロカポのサイトのリンクのページにも貼ってあります。

GoogleMaps用
アルプスラボ・ベース用

これによって、ロカポ・ツールバーの無かったFireFoxでも
・地図からロカポを調べる
・ロカポから場所を開く
がシームレスに行えるようになりました。

基本的にはIE用ロカポツールバーと同等の動きを目指していますが、アルプスラボにも対応しました。なお、両方をインストールしても、先にインストールしたものが有効になります。

機能は以下の通り

1.中心地のロカポを常に表示し続けます。表示場所はGoogleMapsは地図上部の帯、アルプスラボ・ベースでは地図下部の緯度経度表示の横です。これはどちらのスクリプトでもGoogleMaps、アルプスラボ・ベースの両方に対応しています。

2.任意のWebページ上のロカポを検出し、自動でGoogleMap/アルプスラボ・ベースへのリンクに変換します。これはどちらのスクリプトが有効かにより、リンク先が変わります。両方をインストールしていて、リンク先を切り替えたい場合は、使わない方のスクリプトを無効化(Enabledを外す)してください。

3. GoogleMapsの検索テキストボックスにロカポを入力すると、自動で緯度経度に変換し、ロカポの直接入力による位置表示が可能にします。アルプスラボ・ベースでは、既に『移動』ボタンがロカポに対応して頂いているので、そのままでもロカポの直接入力による位置表示が可能です。したがってこの機能はありません。

今回初めてGoogleMaps以外の地図サイトとしてアルプスラボに対応しました。今後対応するサイトを徐々に増やしていきたいと考えています。

2007/02/15

矢印キーだけで入力・編集する実験デモ

普段からいろいろな人からアドバイスを頂いていますが、最近別々の方からそれぞれこんな意見を頂きました。
「もっとケイタイでの入力が簡単にできるようなしくみが必要」
「(ロカポの競合でもある)マップコードは数字のみなので、携帯から使いやすい」

そこで、携帯の数値キーのみでロカポをカンタン入力できないかどうか、実験するために、まずはPCで実験。というわけで「矢印キーだけで入力・編集する実験デモ」

上下左右の矢印キーとEnterキーだけで入力ができるようになっています。
携帯の場合に、これらを2,4,6,8、を矢印、5をEnterと対応付けることを想定しています。

これの実験をベースに、どういうキー操作が一番カンタンかつ直感的に分かりやすいか、携帯電話への実装を前提に検証していきたいとおもっています。
ご感想を頂ければ幸いです。

2007/01/27

テンプレートが文字化け!

このブログはBloggerを使ってたんですけど、「BloggerアカウントからGoogleアカウントにしましょう」みたいなお誘いにのって、全自動でGoogleアカウントへ移管!

。。。としてみたら、テンプレートのリンクの日本語が全部文字化け・・・
本文はちゃんと変換されているのに。

たいした手間じゃないけど書き直さないと。
余計な手間だ。Googleもちゃんとテストしてくれー!

2007/01/26

納豆ダイエット捏造事件は、日本人の科学リテラシーの無さが招いた自業自得でしょ。

納豆ダイエット捏造事件に関して
メディアでの意図的捏造は偽証と同程度の罪を与えてもよいと思うけどなあ
メディアの捏造そのものは私は「コイツらはそんなものだ」と思っているけど、ここギコ!さんがで仰るように数字や実験データの捏造は許しがたい。

統計学をちょっとでも勉強したら分かるが、数字で簡単に(数字を知らない)人は騙せる。たとえば、アルアルで「このダイエット方法を3人が試して3人に効果が出ました」といってても、たかが3人試したからといって統計的に何の根拠にもならない。仮にたった3人に投与して副作用がなかったから、といって新薬が出回ったら怖いでしょう。アルアルでは実際にはもう少し巧妙だが、見る人が見れば信用に値する数字か、信用に値しない数字かは分かる。せめてトリビアのように「無作為にこれだけの人数を調査すれば統計的に優位」という数を調べてから調査して欲しいものだ。

でも、数値そのものが捏造だったら、何人にデータを取りましたという母数が捏造だったら、まったくお話にならない。科学の基本的モラルを崩しかねない非常に危険で悪質な行為だ。ここギコ!さんは偽証罪だといっているが、私はこれに加え詐欺罪も摘要してもいいくらいだと思う。もしこれを納豆メーカーが製作した番組なら、景品表示法や薬事法にも引っかかるでしょう。科学に対する反逆罪や侮辱罪なんてのもあればとさえ思う。


それにしても日本人の科学リテラシーは無さ過ぎる。今回の件は、日本人の科学リテラシーの無さが招いた自然の結果だと思う。国民がどんどん科学にバカになっていって、企業が情報をコントロールしているのだから、騙されて当然といえば当然。これ以上騙し騙されやすい組み合わせもないだろう。ある意味、自業自得。

日本だけでなく、アルビン・トフラー「富の未来」によれば、アメリカでも科学リテラシーはどんどん低下していて、超常現象やニューエイジ宗教に走る若者も多いそうだ。

私はもともとエセ科学には猛烈な反発をもっていて、日本人の科学リテラシーの低下(無さ?)に付けこんだエセ科学健康グッズ・健康食品はなんとかして欲しいと思っている。胡散臭い中小企業だけじゃなくて、世界に名だたる超大企業までブームに乗ってエセ科学製品を売り、宣伝する。みのもんたやアルアルやひどい時には新聞までがそれを「正当化」し、科学者たるべき学者さんがお金でコメントを売って「権威のハク」をつける。ある種のエセ科学は一種の「社会常識化」している。
たとえば「マイナスイオン」なるものはマーケティング用語であって科学用語じゃない。正体も効果も特定されていないものが、さも効用があるように堂々と売られている。
占いがエンターテイメントの領域を超えて幅を利かし「大殺界」「前世」などの用語が社会常識化している。
「生命を活性化し、悪いものを出す水」だって?水が悪いものと良いものをどう区別するんだ?植物には必要でも人間に毒な物質は「良い」のか「悪い」のか?その逆はどなんだ?ちょっと考えれば分かるだろう?

いったいどうなってるんだ、この国は。

逆に中国やインドは徹底的に科学に力を要れて国民の科学リテラシーを高め、次世代の覇権を狙っている。今の教育のある中国人から見ると、日本人やアメリカ人の大部分はどう見えるのだろう?

もちろん、100%エンターテイメントとしてなら、SFや占いは大歓迎。私はおみくじを引くのも好きだし、矢追純一系のUFO番組などはそのくだらなさを楽しんでいるし、スタートレックやXファイルなどのSFも大好き。だがあくまでもエンターテイメントで、これらがエンタの世界から出てくるのは許せないし、それらが人々から金や時間や富や幸せを奪っていくのはもっと許せない。


ちなみに、くだらない事でアンチ科学系の人たちと議論したくないので、「科学的」の定義について断っておきます。
科学というのは「理科の教科書に載っていること」ではない。これはあくまでも現時点で「検証の結果おそらく正しいとされている事実」の集積であって、それも100%正しいということはない。将来の科学によって覆される可能性は大いにある。そもその「理科の教科書に載っていることをそのまま信じる」のと「あるある大辞典をそのまま信じる」のに大差はない。そのまま信じることは科学ではないのだ。

科学とは「人が実証・反証できること」によって、自己否定が可能なように設計された、プロセスそのものだ。だから、「幽霊は実在するが、実証も反証もできない。あなたは信じるか信じないかしか選択肢がなく、確かめる方法はない」というのは科学ではない。確かめる事ができるプロセスが存在しないからだ。
「マイナスイオン」など、そもそも何を定義しているか明確でないものの効果など、実証も反証もできないので、これはエセ科学だ。この辺を突っ込んで知りたければ『人はなぜエセ科学に騙されるのか』カール・セーガン著 を読んでください。


私は幸い、中学時代に良い友人に恵まれたおかげで、「科学雑誌Newton」を読み始め、もう20年以上読んでいる。科学リテラシーがついたのは学校のおかげではなく、100%Newtonのおかげだ。Newtonは地味な雑誌だが、こういった地道な「科学を守る活動」はもっと評価される世の中になってほしいと思う。

(話題が話題なのでちょっと熱くなってしまった・・)

2007/01/17

『ロカポ2!?』Dellのサービスコードから思いついたこと

(****以下は単なる思い付きです。投稿日の2007/1/17現在、ロカポの正規の規格ではありません****)

DellのPCに張ってあるのは「サービスタグナンバー」と「エクスプレス・サービスタグナンバー」の二つ。
なんでもこれらは実際には同じもの(同じ値)で、「エクスプレス」の方は電話で入力しやすいように、全部数字にしたものだそうだ。つまり、「エクスプレス」が10進法の数字、「通常のタグ」がエンコードしたものといえる。

ロカポも緯度経度を10進法の整数に変換したあと、AANの形に直している。同じ発想で、仮にロカポの『エクスプレス・フォーマット』を作るとすると、AA0~ZZ9が0~6759 に対応するので、例えば自由の女神は

SW8.HQ9.CS6.PQ8 ⇒ 4908.1989.705.4067

となる。うーん、これじゃIPアドレスと区別がつかないじゃないか。紛らわしい!
ここで逆転の発想。一つのコードで『IPアドレス=サイバーなアドレス』と『緯度経度=リアルなアドレス』を表すことができるのでは?

各チャンクで 0~255 はIPアドレスにあげてしまって、260~6759を位置情報に割り当てるのはどうだろう?
なぜ260かというとロカポフォーマットの
AA0~AZ9 までで0~259になる。(IPの255までカバーできる)
BA0~ZZ9 までで260~6760となる。
これによって、「各チャンクの先頭が『A』の時は『サイバーアドレス』である」とできる。

そうなると緯度経度は25進法・26進法・10進法となる。分解能は45697600ステップ⇒42250000ステップと少々粗くなるが、それでも「1メートル以下」は維持できる。

こうすると

AT2.AQ8.AA0.AC3 ⇒ 192.168.0.23 (サイバー)
SW8.HQ9.CS6.PQ8 ⇒ 40.689171,-74.044876 (リアル)

となり、実店舗もサイバー店舗も表現できる!

IPのエンコードも簡単!頭は必ずA。一番下の桁は10進法と同じ。
真ん中の桁だが、192=190+2 として190を19+1番目のアルファベットにすればよい。
つまり A=0、B=10、C=20、J=90、K=100、、、T=190、、、Z=250 として置き換えるだけ。
192なら190+2でT+2だから「AT2」。

緯度経度の計算部分はロカポよりは少しややこしくなるなあ。

いまどき、一つのIPで複数ドメインは当たり前なので、単純なIPだけでサイバーアドレスが表せないのは分かっているが、一つの規格でサイバーとリアルの位置情報を表せたら、なにか便利なことが起こるだろうか。良い案があれば「ロカポ2」にしてもいいかな。

良い案を募集します!!

ロカポと緯度経度と地図上(直交座標)の位置の相対関係が視覚的に分かる図

ずっとFlashで作ってみたかったのをDHTMLで作ってみました。
ロカポと緯度経度と地図上(直交座標)の位置の相対関係が視覚的に分かりやすいようになってます。
http://www.locapoint.com/publicutil/lpillustrated.htm

まだイマイチです。もっと直感的に分かりやすくしたいのですが、これをどういう風に改造すると「もっと分かりやすく」なるのか。。。。
ご意見・アドバイス頂ければ幸いです!